みなさんこんにちは。[息子はゼロ歳の株主] ゼロ株ママです。
11月19日の閣議決定した経済対策の一つである18歳以下への給付金。
18歳以下に現金10万円一律給付・・・かと思わせておいて、内容はガラリと変わりました。
今回はこの給付金の内容及び、現金でもらえる5万円を使って投資できるオススメ商品をご紹介します。
18歳以下への給付金の内容
年内に5万円の現金、来春までに5万円相当のクーポン支給
最初は現金10万円支給だと思って浮かれていましたが、どうやら違うようです。
今回の10万円給付の内訳
- 現金5万円を年内に給付
- 子育て関連に使える5万円相当のクーポンを来春までに支給
クーポンって何?と思いましたが、まだ詳細は発表されていないようです。
現金だと貯蓄に回ってしまうという懸念からクーポンになったそうですが、0歳から18歳までが使えるクーポンってどんなものなのか想像がつきません。

どうやって支払われる?
今回の給付金は児童手当の仕組みを活用するそうなので、自動的に入金されるのではないかと思います。
ただし児童手当は中学生までなので、高校生以上は要申請で調整されているようです。
年内支給ということで、割とすぐですね。
親のどちらかが年収960万円の場合は対象外・・・
父か母のどちらかが年収960万円の家庭は給付金がもらえません。
9割の子育て世帯にいきわたるようになっているそうですが、年齢や所得制限があることで「不公平だ」と感じる方も多いようです。
年収900万円×2人(世帯年収1800万円)の家庭は対象になるのに、片方が960万円(世帯年収も960万円)の家庭は対象外になってしまうので、不平不満が生じるのも納得です。

ちなみにこれを機に、児童手当の所得制限も世帯年収を基準に変更したいとの声が上がっているようです。
世帯年収960万円だとしたら、共働き家庭の多くは該当しそうなので批判が凄そうですね。
もちろんうちも該当するので、児童手当がもらえなくなります。

現金5万円を有意義に使うにはどうしたらいい?
我が家はもちろん投資に回します!
息子のえむくんは給付金を貰うのは今回が初めて。
昨年の全国民10万円給付の時には生まれていませんでした。
現金5万円はもちろんえむくん名義の口座に入金しますが、現金で眠らせるのももったいない・・・
せっかくなので運用して増やしてあげたい!ということで、5万円で買える商品を考えてみました。
5万円で買えそうな金融商品を考えてみた
大きく4つにわけてみましたが、今回は①~③について考えていきます。
- 暗号資産
- 株 (日本株、米株、単株)
- 投資信託、REIT、ETF
- 他(金、債権、保険、外貨など)
保険は貯蓄に向いていない
貯蓄性保険は「万が一」を想定した保険機能が付いている分、手数料だけでなく保険会社の人件費などが保険料に上乗せされており、貯蓄には向いていません。

我が家は既に息子名義の証券口座があるので、順当にいけば②か③かなと考えていました。
それでは一つ一つ見ていきましょう。
暗号資産(ビットコイン、イーサリアムなど)
言わずと知れたビットコインを筆頭に、今後仮想空間(メタバース)での使用拡大が見込まれるイーサリアムなど、さまざまな種類があります。
ビットコインは2021年9月から10月の1ヶ月間で300万円上がるなど値動きが激しいイメージですね。
「子供が大きくなるまでにもっともっと暗号資産の価値は上がる!」と思うのであれば、何種類か買ってみると面白いかもしれません。
1ビットコイン買おうと思うと約700万円必要ですが、数百円から買うことも可能です。
気になるアルトコインが複数あるのであれば、分散して買うのも良いですね。

株(S株、低位株、米国株)
単元未満株(S株)
日本株は100株以上の売買が基本なので、まとまった資金が必要なイメージを持っている方も多いと思います。
私も株を始めたばかりの頃はそうでしたが、今や1株から買える証券会社も珍しくはありません。
ライン証券やマネックス証券、大手のSBI証券でも少額投資が可能です。
単元未満株(S株)とは?
通常日本株の売買は最低単元(100株)が決まっているが、単元株数以下(1株等)から購入できる制度。
100分の1の値段で購入できるので、数百円から買えることも。
日本を代表する企業である、トヨタ・ソニー・ソフトバンクなどの株も購入できます。
ファーストリテイリング(ユニクロ)や東京エレクトロンなど、1株で5万円を超える会社は6社ほどしかありません。
単元未満株を活用すれば、5万円でほとんどの日本株が購入できるんです。
5万円以下の低位株を購入
S株だと対象外のことが多いですが、株主優待をもらえる低位株を買えば毎年企業から優待がもらえます。
あまりオススメはしませんが、私の持っているライザップも5万以下かつ株主優待がもらえるので条件には当てはまります。

配当狙いの場合は高配当が多い銀行系のメガバンクの三菱UFJ FGや、商社の双日を検討してみても良いかもしれませんね。
ただし、いくら低位株とはいえ5万円では分散投資ができないですし、将来性を考えると日本株はあまりオススメしません・・・

米国株
日本株に拘らない方は、米株をオススメします。
為替の影響があるので日本株よりリスクを負うことになりますが、1株から購入できるので、GAFAMなどの有名企業に投資することが可能です。
マイクロソフトやアップルの株は5万円以下。円高を狙って買ってみるのも良いですね。



ただしこちらも1~2株しか買えないので、分散投資という意味では難しいかもしれません。
投資信託、ETF
分散投資という意味では投資信託やETF(上場投資信託)がオススメです。
投資信託とETFの大まかな違い
ETFは上場している投資信託の為、株式と同じようにリアルタイムの値動きがある。
投資信託は注文した次の日に基準価格が公表される。
2つのメリットは気軽に分散投資ができるところ。
例えば「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」を購入すると、日本を含む先進国及び新興国の株式に投資できます。
銘柄選びで悩むこともありませんね。
ゼロ株ママのオススメはこれ
全世界株式かS&P500の投資信託が無難
できるだけ分散投資がしたい!と言う人は全世界株式の投資信託がオススメです。
信託報酬が低いインデックスファンドを選べばどれでも大差ないと思いますが、日本をいれるかどうかで若干パフォーマンスは変わってくると思います。
全世界株式を選んでも結局半分以上は米国なので、いっそアメリカの成長に期待したいならS&P500に連動する投資信託がオススメ。
S&P500とは?
アメリカを代表する株価指数の1つ
S&Pダウ・ジョーンズ・インデックス社が米国株式の代表的な500銘柄から算出しており、米国株式市場の時価総額の約80%を網羅している。

ハイテク株に分散投資したいのならQQQもオススメ
ETFの王道と言っても過言ではないインベスコQQQトラスト・シリーズ1。
簡単に言うと、NASDAQ100に連動するETFです。
QQQは1999年に設定されたETFで、NASDAQ100連動するものの中では一番有名かつ歴史が長い商品です。
NASDAQ100とは?
米国のNASDAQ証券取引所に上場する銘柄中、金融機関以外の時価総額TOP100社の指数
S&PではGAFAMの比率は25%以下だが、NASDAQ100では50%以上を占める為、ハイテク株へ投資したい人にオススメ
息子の証券口座でもQQQは購入済み。
子供の口座ということで、将来性を考えるとハイテク株に投資するのは悪くない選択だと思います。
他にもオススメETFはたくさんあるので、そちらは別の記事でまとめて紹介しようと思います。
もう少し情報が開示されたら随時更新します
今はまだ未発表の部分も多いと思うので、今後クーポンなどの情報が発表されたら随時更新していきますね。
給付金をもらえるのは嬉しいですが、子供の為に一番有意義な使い方は何なのか悩みますよね。
私は息子が大きくなった時に自分で用途を決めれるように、運用して少しでも増やしたいなと思っています。
悩めるママさんパパさんの参考になれば幸いです。読んでいただきありがとうございました!