みなさんこんにちは。[息子はゼロ歳の株主] ゼロ株ママです。
いきなりですが、皆さん仮想通貨を持っていますか?



ビットコイン以外の暗号資産、知っていますか?
コインチェックで取引できるのは15種類
取扱通貨数ナンバーワンのコインチェックでは15種類の暗号資産が取引できます。
コインチェックで取引できる通貨の種類(一部)
- ビットコイン(BTC)
- リップル(XRP)
- イーサリアム(ETH)
- イーサリアムクラシック(ETC)
- リスク(LSK)
- ファクトム(FCT)
- ネム(XEM)
- ライトコイン(LTC)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- モナコイン(MONA)
- ステラルーメン(XLM)
- クアンタム(QTUM)
- ベーシックアテンショントークン(BAT)
- アイオーエスティー(IOST)
- エンジンコイン(ENJ)
*2021年2月時点、コインチェック自社サイトより
この中でダントツの知名度を誇り、一番金額が高いのがビットコインです。
イーサリアムはビットコインの次に金額が高く、今注目されている暗号資産の一つ。
今回はこのイーサリアムについてお話していきます。
イーサリアムとは?
基本情報について
まずはイーサリアムの基本情報を見ていきましょう。
分かりやすいように、定番のビットコインと比べていきます。
2021/11/8時点 | ビットコイン | イーサリアム |
時価総額 | 約1,394,657億円 | 約629,770億円 |
発行上限 | 2,100万枚 | 無 |
ブロック作成時間 | 10分 | 12秒 |
特徴 | 決済サービス | プラットフォーム |
イーサリアムの時価総額は現時点でビットコインに次ぐ2位です。
特徴としては、発行上限がないことやブロック作成時間が圧倒的に短いことが挙げられます。
何故数ある暗号資産の中でもイーサリアムが注目されているのかを紐解いていきましょう。
最大の特徴はスマートコントラクト
イーサリアムの最大の特徴はスマートコントラクトにあります。
スマートコントラクトとは?
自動契約技術のこと。
ブロックチェーン上にアプリケーションを記録したり、契約の内容を保存できる
このスマートコントラクトこそがイーサリアムにしかない機能なのですが、こちらがあることで取引の記録や履歴がすべて残るようになります。
契約書の作成も第三者の認証も必要がなくなるので、自動化による費用削減が期待できます。
また「このイーサは教育資金にしか使えません」という風に用途を指定できるようになり、「貯めていた教育資金を勝手に使われた!」なんて家庭内トラブルも防げるようになるかもしれません。
例:不動産取引に活用する場合
宅建士を取得した私からするとなんだか複雑ですが、スマートコントラクトが活用されるにつれ、仕事を奪われる宅建業者もそれなりに出てくるかと思います。
ブロックチェーン上で不動産の権利情報が自動管理されるようになると、売買契約書類を作成する必要がなくなるしれません。
イーサリアム決済の不動産売買で登記簿の書き換えなどの手続きが自動的に行われるようになると、宅建士だけでなく司法書士の出番も少なくなったりするかもしれません・・・

発行上限がないから価格が安定しやすい
ビットコインは発行上限があり、発行枚数が増えるに連れてアップ供給量が減らされていく「半減期」というものがあります。
イーサリアムはこのような特徴がないので、ビットコインより価格が安定しやすいというメリットがあります。

今話題のNFTとの関係は?
Non-Fungible Token「非代替性トークン」とは
複製ができないデジタルデータのことを指します。
そしてこのデータの「所有権」を、誰かに譲ったり売買したりできるようになりました。
トークン化された所有権はブロックチェーン上で管理される為、所有者が変わるとその都度情報が更新されます。
現在では、インターネット上のほとんどの写真は誰が撮影したものか分かりませんよね。
アイドルが生写真を売りたくても、インターネット上で無料画像が手に入ってしまうのが現状です。
しかしNFT化されると、その画像に「所有者」ができます。
所有していない人は勝手にその画像を保存することはできませんし、使うためには現所有者から購入する必要があります。
まるで本物の生写真と同じような扱いになるのです。
一つ違いがあるとすれば、所有者や売買の記録が残ること。
この画期的なアイディアにより、今までのインターネットの常識が今後覆されていこうとしています。
TwitterのCEOが自身初めてのツイートのNFTを約3億円で売却
2021年3月にツイッター社のCEOジャック・ドーシーが、最初のツイート画像を約3億1500万円で販売しました。
販売後は、ツイートした本人でもこの画像を勝手に使うことはできなくなります。
そしてツイートNFTを購入した人は、ツイートの所有権を持っているので、再販することも可能です。

今回はツイートNFTが販売されるマーケットプレースValuablesが利用されましたが、既にツイート以外にも様々なNFTを販売するマーケットプレース(取引所)があります。
日本ではLINE、メルカリ、GMOなどが既に名乗りをあげています。

イーサリアムとNFTの関係
イーサリアムがこのNFTと深い関係があるのをご存じでしょうか?
世界最大のNFTマーケットプレイス、OpenSeaでは商品がイーサリアムで取引されているんです。
もちろん他の暗号資産を使えるマーケットプレイスもありますが、スマートコントラクトとNFTの愛称が良いので、イーサリアムを使われることが多いのです。
OpenSea(オープンシー)で取り扱っている商品:
アート、ゲームのアイテム、キャラクター等
クリプトキティーズ(CryptoKittie)でもイーサリアム
2016年にはNFTのコレクションカード、クリプトキティーズが流行しました。
なんと600イーサリアム(ETH、2021年7月時点の価格で1億4000万円)で落札されたレアカードもあるんです!
遊戯王やポケモンなど、高額なトレーディングカード感覚になってきているんですね。
本来インターネット上のアイテムなら、いくらでも量産出来る筈。
しかし、NFT化により「〇個まで販売する」という個数制限が設けられます。
インターネット上で自分しか使えない、世界に一つだけのアイテムを手に入れることも可能です。
今後このような流れがどんどん来ると予想されます。
今後イーサリアムがもっと流通するのでは?
メタバース(仮想空間)が浸透していくと、NFT売買が加速する
フェイスブックが社名を「メタ」に改名して一気に話題になりましたね。
社名の由来になったメタバース内での土地の売買等もニュースになっております。
この仮想空間が浸透していくと、メタバース内で様々なものが売買されるようになり、NFT売買がどんどん加速していくと予想されます。


例えば、あつもり内のお金はファイナルファンタジーでは使えませんし、ましてや現実世界では一円も価値がありません。
今後はメタバース内での共通通貨として、イーサリアムの需要が高まりそう。
NFT自体に投資するのも一つですが、まだまだ浸透するのは先だと思いますし、手数料が高額。
私は無難にイーサリアムをちょっとずつ買っていこうかなと思います。

ここ最近は上昇トレンドなのでなかなか買い増しの機会がありませんが、もし興味のある方は是非販売所の口座開設をしてみてください!