みなさんこんにちは。[息子はゼロ歳の株主] ゼロ株ママです。
いきなりですが、皆さんのご家庭はお小遣い制ですか?
今回は我が家のちょっと変わったお小遣い制度をご紹介します。
我が家のお小遣い制度
結婚当初から、お小遣いは月3万円
我が家は共働きですが、私が家計を一元管理しており、お互い月3万円のお小遣い制をとっています。
お小遣いで支払う項目
- 美容院
- 私服
- 趣味関連
- 飲み代
平日のお昼代、スーツやビジネスバッグ等の仕事用品、化粧品などは家から出ているので自由度は高めです。
家計簿をつけている方のブログを見ると、お小遣いは月1〜2万円という方もよく見ますが、なかなかそこまでは削れません・・。

お小遣い制のメリット
夫婦別財布だとお金が貯まりにくいと言われることは多く、お小遣い制はかなり合理的だと思っています。
お金の管理がしやすく、溜まっていく実感もしやすいですし、個人のお小遣いなので、使い道はお互い干渉しません。
別財布が溜まりにくい理由
- お互いの支出を把握できない
- 自由に使えるお金が多く、自分のお小遣いが増える
- 相手は貯めてくれているだろうとお互いが家計管理に甘くなる
- 結局は家のお金なのに「相手が奢ってくれる」と得した気分になり節約しにくい
- 大きな出費(車など)の時に揉めやすい
- 片方の収入が減ったりなくなった時に困る
別財布だと、外食先で相手が出してくれた時に「奢ってもらった(得をした)」という感覚に陥りがちですが、結局は家のお金から出ているので損得はありません。
「相手がこれくらい貯めているだろうと思っていたら、全然だった」という話もよく聞きますね。
お小遣い制のデメリット
お小遣い制のデメリットとしては、使えるお金が限られること。
つまり、個人的に大きな買い物をしたい時にすぐ買えないんですよね。
個人の無駄遣いを防げると言う面ではメリットなのですが、どうしても欲しい!と言う時は長い年月をかけて貯めるしかありません。
発端は夫の憧れの時計


家からお金を出してあげたいけど、お互い何か欲しいものがあるたびに出していたらお金は貯まらない。
かと言って頑張って働いているのだから、欲しいものを買うサポートはしてあげたい。
こんな会話をきっかけに、我が家の貸付金制度が始まりました。
投資用の軍資金を貸し出し
家から100万円貸し出し、投資で増やした分は自分の取り分に
我が家の場合は一人最大100万円貸し出し可にしました。
仮に10%増やすことができれば10万円は自分のお小遣いにできるという制度です。
ただし、欲しいものを買うタイミングで全て現金化し、100万円を返金するというのが条件です。
小まめに利確して使ってしまうと、株価暴落時に取り返せず、返金ができなくなってしまいますからね。
運用方法は自由なので、夫はほぼ全額を米国ETFに投資しているようです。

貸出金は専用の口座を作った方が管理しやすい。
家のお金で運用している口座に追加するとややこしいのでやめましょう。


お金は使うためにある
人生のゴールは「お金を貯めること」ではない
お金を増やすということは、使うことを前提にしているということ。
お金は貯めるより、上手に使う方がよっぽど難しいです。
ちなみに私は今のところ欲しいものがないのと、家の証券口座3つ+息子の口座を管理するので精一杯なので、今のところ貸付用証券口座は作っていません。
既に私名義のSBI・楽天・日興証券は持っているので、作るとしたらLINE証券等がいいのかなと考えています。
何のためにお金を増やしたいのかを振り返る
そんな物欲のない私ですが、お金を増やしたいと考える理由はこちら
お金を増やしたい理由
- 子供をお金に不自由させることなく育てる
- 大学入学・留学などを希望する場合は叶えてあげる
- 家族旅行などの思い出をつくる
- 病気やケガ、職を失った時などの有事に備える
- 老後破産しないよう老後資金を準備する
必要のないことには使いたくはないので、贅沢な生活をしたいわけではないですが、お金を理由に何かを諦める人生は嫌だなと思っています。
例えば普段着はユニクロやZARAで十分だけれど、歯の治療は高くてもセラミックを選びたい。
私にとってMacBookはオーバースペックだから5万円以下の中国製パソコンでいいけれど、コンタクトは多少高くても安心のメーカーのものを買いたい。
そうやって自分にとって価値のあるものを知り、メリハリをつけられる人こそが、人生を本当に豊かに生きている人だと思っています。

人生を豊かに生きるには
いくらお金があっても、全て最上級のものを選んでいたら破産します。
無駄な出費は抑え、浮いたお金を投資して増やす。
そして必要なところにお金を惜しまずかける人こそが真のお金持ちになれる人だと思っています。
使いこなせないのに最新のiPhoneを買う必要はないし、アパレル勤務でないなら常に流行りの服を着る必要もありません。
「必要な出費」は人それぞれ違います。
その買い物がもしあなたや家族の人生を豊かにしてくれるものなのであれば、「高いから無理」と諦めず、我が家のように軍資金貸し出しも検討してみてください。
もちろん投資にはリスクがつきものなので、家のお金も減って、欲しいものも手に入らないと言う最悪のパターンも覚悟しておきましょう。
このブログでは教育資金や老後資金に向けて資産を増やすための情報発信をしていますが、増やした後の具体的な使い道についても考えていきたいです。

