何故日本株よりアメリカ株に投資するべきなの?
投資歴5年。様々な投資家様のブログを読んだりセミナーに参加した結果、日本株よりアメリカ株に投資すべきと学びました。

今回はその理由を3つに分けてご説明します。
理由① 働く世代が減少する日本、増えるアメリカ
アメリカの生産人口(15〜64歳)は30年後増えている
まずは日本とアメリカの生産人口の占める割合を見てみましょう。
国 | 2020年 | 2050年 |
日本 | 7482万人 (59.2%) |
5366万人 (50.7%) |
アメリカ | 2億1514万人 (65%) |
2億3176万人 (61.1%) |
(独立行政法人労働政策研究・研修機構より)
アメリカも総人口に対する割合こそ減っているものの、生産人口自体は増えています。

日本の高齢化は深刻。2065年には2.6人が65歳以上に
令和3年版高齢社会白書によると、現在の高齢化率(65歳以上の割合)は28.8%。
既に多い印象ですが、2065年には2.6人に1人が65歳以上、3.9人に1人が75歳以上となります。
定年が伸びるのは必然ですし、日本企業で働く社員たちも高齢化してイノベーションが生まれにくくなりますね。
2065年の日本は、人口の内
- 65歳以上が2.6人に1人
- 75歳以上が3.9人に1人 の超高齢社会になる

人口が減れば、不動産価値も下がる
人口が減れば、良い人材は人や仕事の集まる都市部にうつってきます。
そうなると、郊外の不動産の価値はおのずと下がりそうですね。

住む人が減れば土地や家の値段も下がるので、やむ得ず家を手放さなければならない時に買い手が見つからないという悲劇も予想されます。


家を手放す理由トップ5(※2020年 ホームセレクト調べ)
- 相続した家を売却
- より良い家に住み替え
- ローンの返済が困難
- 資金が必要となった
- 転勤、離婚など
もちろん都市部の駅近なんかだと、価値が下がることはなかなかないと思います。
不動産投資をされる方は、今までよりも立地条件を吟味しなければならないですね。

さて、これだけ高齢者の割合が多いと、私たちの年金はどうなるのか心配になりますが、老後資金の貯め方は別のこちらの記事をご覧ください。

結論:アメリカは先進国の中でも数少ない「人口の増える国」
この事実だけでも、長期投資を考えている人は日本よりアメリカへ投資したほうが良さそうですよね。
理由② ここ30年の日経平均は横ばい。ダウ平均は10倍に
右肩上がりのダウ平均
まずはダウ指数を見ていきましょう。
(Trading Viewより)
リーマンショックやコロナ禍で一時的に下がったとは言え、しっかり右肩上がりになっています。
バブル時のピークを越えられない日経平均
次に日経平均の推移を見ていきます。

1989-1990年のバブルピーク時を未だに超えていません。

理由③ 有名な企業も少額(1株)から投資できる
日本株と違ってアメリカ株は1株から買えるところも魅力です。
アメリカの時価総額トップ5を見てみましょう。
アメリカの時価総額トップ5
- アップル★
- マイクロソフト★
- アマゾン
- アルファベット
- テスラ★
(2021.10.20 Yahooファイナンスより)
5つの内、星がついている3つは10万円以下で買えてしまうんです。
実際私も持っていますし、0歳の息子名義でも買っています。
まとまった資金がない人でも買いやすいですね。
ちなみに世界の時価総額ランキング上位はほとんど米国企業が占めていて、一番上位の日本企業はトヨタ自動車で35位でした。

投資の神様はS&P500を押している
ウォーレンバフェットは自分の投資会社の株主総会でこう言ったそうです。
一般投資家ならば、個別株よりもS&P500株価指数へ投資した方が賢明だ
ウォーレン・バフェット(投資会社バークシャー・ハサウェイのオンライン株主総会より)
S&P500に連動した投資信託やETFを買っておけば、十分利益を出せるということですね。
個別株を選ぶのは自信がないという人は個別株より断然オススメです。

S&P500とは?
- 米国を代表する500銘柄で構成する株価指数
- 2011年からの10年間で4.5倍に上昇



アメリカ株はどうやって買う?
アメリカ株を買うなら手数料の安いネット証券がオススメです。
私はSBI証券と楽天証券を使っています。
日本株のメリットももちろんありますが、長期投資を考えている人はぜひアメリカ株への投資もご検討ください。
最後まで読んでいただきありがとうございました!